奨学金授与式のご報告
[平成16年度奨学金授与証交付式の模様はこちらです]

平成16年9月29日、三田のキャンパス(北館ホール)で今年度の奨学金授与証交付式があり、120三田会からは代表として幹事10名が出席して参りました。
昨年集められた奨学金募金がいよいよ困窮度の高い塾生に有効活用されます。
この25周年記念事業に多くのご協力、ご賛同本当にありがとうございました。
最終的に寄せられた募金金額30,267,000円はすべて塾に振り込みました。
この寄付金は以下のように使われます。
1.体育会強化資金:390万円
体育会39部に強化資金として10万円づつ配布しました。
2008年の塾150周年時に「陸の王者復活」を祈念し、120三田会として応援することといたしました。
2.奨学金:残り全部約2630万円
毎年6〜7名を目安に各30万円を授与します。これから約13年間に
わたって120三田会からの支援が行われます。
奨学金は返済なしです。
学生の審査にあたっては大学の学生総合センター(の方)にお任せしています。
対象は成績優秀者に限らないことにしています。近年、就職先も決まっているにもかかわらず、家庭の事情で4年後期の授業料がはらえず卒業を断念せざる得ないという塾生が増えているそうです。そのような塾生にもぜひ慶應の卒業生として社会で活躍していただきたいという願いが込められています。
授与式は毎年9月の最終水曜日に行われており、塾長をはじめ常任理事ら塾側担当者と奨学金を受ける塾生80人が出席しました。
このような意義ある授与式に参加させていただき、改めて慶應義塾の卒業25周年の卒業式ご招待にお礼の気持ちを持つとともに、奨学金募金が(下記の)塾生たちにとって本当に価値あるものであることを認識した次第です。
奨学生の代表からは大変立派なお礼の言葉をいただき、3月に出席した卒業式の送辞・答辞に聞きほれたことを思い出しました。慶應義塾の中には本当に優秀な学生がいると改めて感心しました。

ご参考までに指定寄付奨学金の団体をご紹介しておきます。
<年度三田会> 110年、111年、118年、120年
<地方三田会> 八千代、浜松、新宿、静岡、名古屋、讃岐、仙台、奈良
 町田、和歌山、広島慶應倶楽部、大阪慶應倶楽部
<個人団体>  田中實記念、森・クライン
120三田会からの奨学金を受けられたのは文学部3名、法学部2名、理工学部1名の計6名となりました。
このほかに通信1名が加わる予定です。

後日、120三田会事務局から、この卒業25周年記念事業の最終報告書が、皆様のお手元に送付されます。しばらくお待ちくださいませ。
長期にわたり25周年事業を支えていただき本当にありがとうございました。

120三田会卒業25周年記念事業
実行委員一同