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120 美酒 会 メールマガジン 49号 2012年12月25日
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美酒 会 HP http://120mitakai.com/120bisyu/
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1月15日開催の第19回美酒会のお申し込みをお願いいたします
・第2回美酒早慶戦の報告
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うっかりしていたらもう今年も残りわずか!
年が明けたらあっという間に美酒会です。
皆様お誘い合わせのうえ大勢のお申し込みをお待ちしています。
人数を把握したいと思いますのでお申し込みは早めにお願いします。

●日時 1月15日(火)19時〜 受付18時40分より
●場所 SAKE HALL HIBIYA BAR
中央区銀座5-6-12 みゆきビル 地下1階 03-3572-7123
http://www.hibiya-bar.com/shop/sake_hall/index.html
銀座駅徒歩1分 有楽町駅徒歩6分
● 会費 7000円(女性は500円引き予定)
今すぐ事務局長村田さんまで

銀座の日本酒カクテルBARである「SAKE HALL HIBIYA BAR」にて
山形県鶴岡の「大山」加藤嘉八郎酒造の美酒の数々や日本酒カクテル等の
日本酒BAR文化をお楽しみいただきます。

鶴岡に「慶応大学先端生命科学研究所」があるのをご存じですか?
世界で最初に開発した「メタボローム解析技術」が世界中から注目されて
「唾液で癌がわかる」「藻からバイオエネルギー」「脱石油化としての蜘蛛
の糸人工合成」など最先端研究がなされています。
http://www.city.tsuruoka.lg.jp/011300/tmec/research%20activities.html

この慶応先端研では地元の鶴岡酒造組合と共同で日本酒研究をスタートさせ、
今回の「大山加藤嘉八郎酒造」と共同開発した純米大吟醸「智徳」が誕生。
連合三田会発表後1カ月、口コミだけで400本完売したというこの話題の
幻の酒、純米大吟醸「智徳」も今回の為に確保しています。
http://chitoku.blog.ocn.ne.jp/blog/

実はこのお酒、「慶応先端研がお世話になっている地元・鶴岡市への貢献」
「お酒を通して慶応の研究所を知ってほしい」「学会等での知的な乾杯酒として」
など企画者である冨田先端研所長(55年卒)のアツい思い入れと「大山」の
加藤社長(39年卒)の協力により完成しました。
そんな秘話も当日飲みながら語って頂きましょう。
慶応発、味わいも品格もある最高のお酒を是非お楽しみください。

2012連合三田会酒蔵広場利き酒で新たに登場しましたペンマーク平盃を
美酒会の為に特別に確保しています。当日参加者にはひとつプレゼント。
なお希望者には個別の箱付きで300円にてお分けいたしますので、
参加表明の際に希望個数をお知らせくください。

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加藤嘉八郎酒造 ご紹介

明治五年創業。山形県庄内地方には『豊かな米』『清らかな水』『厳しい冬の
寒さ』酒造りに必要なもの全てがあります。江戸時代には庄内藩のなかでも
大山町だけは天領であったため酒造業が奨励され四十数軒の酒蔵が軒を
連ねた銘醸地。江戸時代初頭、庄内藩にお預けとなった加藤清正の嫡子・
忠弘の子孫の中から刀を捨て酒造業を営む者が現れました。
その蔵元からは、多くの分家が独立し大山町の酒造業の主流を担うように
なりました。そのひとつが、清酒大山醸造元・加藤嘉八郎酒造株式会社です。
日本酒は麹菌や酵母などの力を利用します。
良い酒を醸すには、麹菌や酵母の微妙な息づかいを感じ取り、微生物と対話する
必要があると考え、『麹菌のゆりかご』である製麹装置や、麹菌と酵母が協力し
合って醸し出される『モロミのゆりかご』である醗酵タンクを独自に開発。
微生物たちにより良い環境を与え、伝統の技を受け継ぎながら日々『大山』を
醸成しております。

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第2回美酒早慶戦の報告 杉原 英二

2012年9月8日(土) 午後1時よりコートヤード・マリオット銀座東武
ホテルにて第2回美酒早慶戦が開催されました。結果はご存知の
方も多いと思いますが慶應義塾大学出身蔵の勝利となりました。
嬉しい限りです!個人蔵別上位は1位浦霞(株式会社 佐浦)、
2位獺祭(旭酒造)と陸奥八仙(八戸酒造)(注:2位は同数)
そして更に今回新たに導入したベストボトル賞には早稲田 麒麟山
(麒麟山酒造)および慶應は小鼓(西山酒造場)が選ばれました。
ベストボトルデザイン賞とはボトルを参加者がボトルを見て ボトルの
形、色、カッティング、表ラベル、ネーミング、
裏ラベルにある造り手の
思いなどを皆様の感性で総合的に直感で判断していただき素晴らし
いと判断したお酒を早慶各校1蔵づつ選んで投票していただいたもの
です。

今回は慶應29蔵、早稲田22蔵の参加だったこともあり、274対178
という大差となりました。(ひとり3票投票権)
昨年の団体戦は早稲田蔵が優勝でしたので、これで対戦成績は1勝
1敗ということになります。団体戦優勝杯は慶應チームキャプテンの
秋田清酒、伊藤会長に授与。優勝杯は第一回同様、120美酒会から
寄贈した直径45センチの漆杯を用いております。

ご参加できなかった皆様に今回の宴の模様を以下ご報告致します。
13時に受付開始。受付を済ませた方から順次、会場中央に設けた
51蔵目隠しボトルコーナーで審査を開始しました。(目隠ししたボトル
には昨年同様番号札を付けました)
13時40分 昨年同様、魚住りえさん(元日本テレビアナウンサー、
現在フリーキャスター)の司会で開宴致しました。
両校キャプテン慶應側は秋田清酒 伊藤会長、早稲田側は田村酒造
場 田村社長に意気込みを語ってもらった後、更に両校応援指導部
OBによるリードで早稲田「紺碧の空」・慶應「若き血」を会場参加者
全員が謳いあげ、次いで引き続きエールの交換を行うと、会場は若き
日の思い出と共に一気に熱気に包まれました。東日本大震災から
一年半ということもあり、被災地蔵を代表して「浦霞」の佐浦社長に
乾杯のご発声をお願いしました。

今回は、会場にご参加いただいた各社代表にそれぞれのテーブルに
付いて頂き(各テーブルには銘柄と蔵元名が記載された札を提示)、
着席フリーでそれぞれの参加者が「お気に入り」の蔵元席に座る方式を
取りました。そこで、その各蔵元が自信をもって推薦する自慢の酒が振る
舞われ、蔵元代表と参加者の和やかな交流が行われました。

15時に審査投票を締め切り、開票作業の間、蔵元さんからいただいた
多数のチャリティーグッズのオークションを行いました。これは同時に入り
口でもチャリティーとして販売しましたが、最終的にはほとんど売り切れ
御免となり、集まった義援金総額は169,650円にも達しました。
早速、日本酒義援金プロジェクトを通じて東北あしなが育英会への寄贈
されました。

最後に審査発表となり冒頭の結果となりました。
勝った慶應蔵は「丘の上」の大熱唱の他、早慶戦優勝の時にしか行わ
ない応援を披露、会場の慶應OB/OGからは歓喜の声が挙がる一方で、
早稲田OB/OGからは深いため息が漏れました。
最後に早稲田蔵を代表して田村社長の優勝杯奪回宣言と美酒早慶戦の
継続宣言を満場の拍手で歓迎していただき閉会となりました。
来年度はすでに決めていまして2013年9月7日(土)を予定致します。
是非皆様も来年こそはご参加ください!