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120 美酒 会 メールマガジン 38号 2010年6月22日
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美酒 会 HP http://120mitakai.com/120bisyu/
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大勢の方々から出席のお申込みをいただき、有難うございます。
お席(定員45名)が残り少なくなってまいりました。
お早目にお申し込みを村田さんまで! t-murata@cw.jp.nec.com
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第14回美酒会 真野鶴・尾畑酒造

日時 7月15日(木)7時〜
場所 汐留「えん」 汐留シティーセンター42階
東京都港区東新橋1-5-2 5537-2096
http://r.gnavi.co.jp/g620603/
新橋駅からすぐですが迷いやすいのでご注意ください。
一階から専用エレベーターで42階までお越しください。
http://www.shiodome-cc.com/access/
会費 7000円
お申し込みは事務局長村田まで t-murata@cw.jp.nec.com
事前振り込みを7月10日までにお願いいたします。
振込先 三井住友銀行 元住吉店:店番号890 預金:普通
口座番号0850233
口座名:ヒャクニジュウ ビシュカイ ダイヒョウ ムラタタケシ
金額:7000円
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副会長 妹尾理恵
尾畑留美子さんは日本酒に対する新しい試みや世界に向けての
チャレンジ等、私が一番応援したい蔵元の方です。
2007年第一回IWCで世界 のソムリエ たちに選ばれて大吟醸部門で
金賞受賞したお酒やエールフランスのファーストに搭載されたお酒を
お持ちくださいます。
沢山のメディアにて日本酒や佐渡について誇りを持って話されている
ご様子等日本人として、そして同じ塾員として嬉しく元気が 出ます。
酒ショコラ「酒呼楽」の誕生や国際大学の留学生との酒プロジェクトや
佐渡の星と酒を語る会などワクワクするような企画 をなさっています。
「朱鷺に優しい島は人にも優しく安全な島です」
米・水・人にそんな佐渡の自然を加えた「四宝和醸」の 心で醸したお酒。
今回は思いっきり「真野鶴」や「佐渡」を自慢していただきましょう!!
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ご挨拶

尾畑酒造株式会社・専務取締役 尾畑留美子 (129三田会)
こんにちは。この度は美酒会にお呼び頂きまして、大変光栄に存じます。
私は佐渡に生まれ育ちましたが、小さな頃から大好きだったのが
- 元のメッセージを隠す -
「兼高かおる世界の旅」で、小学校の卒業文集でも兼高かおるさんのように
なりたい、と書いたのを覚えています。
しかし、大学卒業後に選んだのは映画会社でした。
バブル時代を映画業界で過ごした私ですが、ある日突然決意しました。
「蔵に帰ろう」
1995年帰郷。日本酒も造れば売れる時代ではありません。
しかしながら、うちには素晴らしい杜氏と蔵人がいました。
仕込み期間には、小さくて古い蔵に全期間泊まり込みでお酒を育てて
いきます。この手造りのお酒を、海を越えた広い世界の人に飲んでもらいたい。

その後、私どもの「真野鶴・大吟醸」は2003年にエールフランス航空の
ファースト&ビジネスクラスの機内酒に採用され、アメリカ、シンガポ
ール、韓国などにも輸出されています。
2007年にはロンドンで開催されているインターナショナル・ワイン・
チャレンジに出来た日本酒部門の第一回で当社の「真野鶴・万穂」が
ゴールド・メダルに輝きました。

当蔵の造語で「四宝和醸(しほうわじょう)」という言葉があります。
米・水・人、そして佐渡、の四つの宝の和をもって醸す、という意味です。
私はうちのお酒を「旅する地酒」と呼んでいます。
「旅する地酒が故郷を語る」。
今思うと小さな頃から海に囲まれた島で育った私は、テレビの旅番組を
通して、映画を通して、世界とつながっていたのかもしれません。
そして今は、地酒を通して、世界と佐渡をつなげていきたいと思います。
佐渡は日本の文化が詰まったミニ・ジャパンとも言える島国で、世界に
誇れる島だと思います。
佐渡の子供たちに、佐渡を誇りに思ってもらいたい。
そのためにも、蔵元として出来ることを続けていきたいと思います。
今日は、そんな佐渡で生まれた「真野鶴」を皆様に召し上がって頂けること
大変光栄に存じます。よろしくお願い致します。

〜”酒呼楽Shu-co-la”な蔵元日記・執筆中〜
www.obata-shuzo.com

●自己紹介
佐渡の地酒「真野鶴」の蔵元・尾畑酒造の二女。
慶應大学法学部・政治学科卒業(昭和63年卒)。
大学時代は日本酒研究会に所属、二年の際、全国きき酒大会で特別賞受賞。
大学卒業後、日本ヘラルド映画鰍ナハリウッド映画の宣伝に従事。
「氷の微笑」「レオン」などを宣伝プロデューサーとして手掛ける。
1995年、角川書店「Tokyo Walker」編集者(現・尾畑酒造社長)と結婚し、
その後佐渡の蔵元を継ぎ、現 職・尾畑酒造専務取締役。