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120美酒会メールマガジン  第36号       2010年 3月5日
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今回は話題盛り沢山。美酒会HPに写真もアップしましたのでご覧ください。
☆第13回美酒会の報告
☆2010年連合三田会大会において「慶應OB酒蔵コーナー」継続決定!
  2009年連合三田会大会「慶應OB酒蔵コーナー」奮闘記
☆杉原会長 東京マラソン完走する!  応援団観戦記
☆末廣 新城社長による「お燗名人講座」のご案内(3月13日)
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昨年は連合三田会の実行委員として皆様お疲れさまでした。
美酒会事務局も模擬店部会実行委員として「慶應OB酒蔵コーナー」に
全力投球してまいりましたがお陰様で大成功となりほっとしています。
大好評だったため、新模擬店部会実行委員の皆さんによって今年も第4校舎
前に同じような規模で日本酒コーナーを設けてくださることとなりました。
これからも美酒会は新たな未来に向けて歩み続けます。ご期待ください。
                            美酒会事務局
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13回美酒会報告
                          経済学部M組 鈴木茂
和食やお寿司にワインという楽しみ方は結構あちこちで聞かれるようになりま
したが、イタリアンに日本酒という組み合わせはこれまでご経験があるでしょう
か?まさにその組み合わせを今回の美酒会でいただいてきました。
美酒会は120三田会が作った、日本酒を楽しみ、少しでも日本酒をワールド
ワイドに広めようという趣旨に賛同していただけた方々が集う、年に数回開か
れる同窓会のイベントなのですが、今回で早くも13回目をかぞえます。
連合三田会大会で同じ目標に向かって頑張った興奮がまだ冷めやんでいな
いからでしょうか、40人の定員があっという間に埋まってしまいました。
しかも新しい仲間が参加者の4分の1にあたる10名。皆なんらかの形で連合
三田会大会の裏方を経験していたと思いますから、会としては初対面なのに
みんなどこかで会ったような気がします。
さてコース料理の食前酒とも言うべき乾杯酒は大きなブルゴーニュグラスに
注ぎ込まれた白ワインならず純米吟醸酒。
ボトルが綺麗な細身の蒼色でとても日本酒のものとは思われないので、
まずはいきなりそのデザインに目を奪われました。
「今朝搾り」と名のごとく一週間前に搾ったばかりのフレッシュな味わいです。
まるで一輪挿しの花瓶のような綺麗なボトルに詰め込まれた若い辛口の
白ワインを食前にいただいた気分です。
そして前菜の白身魚のカルバッチョにはスプマンテならずスバークリングな柚木
を使ったお酒。気分はシャンパンといったところでしょうか。
ほどよい酸味が料理にマッチしています。
次はチリメンキャベツの詰め物で中にはしっかりソテーされた豚、鶏、ほうれん
草が入っています。これにはボルドーグラスに注ぎ込まれた10年ものの
古酒「丹波強力2001」が添えられました。
十分に熟成され、多少落ち着いた味わいは以前飲んだロマノ・レーヴィの
グラッパを飲んだ時の印象に似ています。
そして同じ仕込みの純米吟醸酒「丹鼓」をおちょこにいただき飲み比べてみる
ことに。こちらはまさに日本酒そのものというべき力強い味わいです。
次のイカスミのパスタには小鼓さんの定番ともいうべき純米吟醸酒「丹波美酒」
を、そしてメインの小牛のカットステーキには「路上有花」という小鼓さん自慢の
世界にも名が知られている大吟醸をいただきました。
赤ワインを使ったと思われる甘めのお肉料理との組み合わせにはちょっと複雑
な感じがしましたが、付け合わせのキノコとは絶品のマリアージュだったと
記憶しています。日本酒はキノコとの相性がいい気がします。
デザートはマスカットを使ったグラッパとティラミス。本場イタリアのものと言われ
ても納得しそうです。シェフはまだ20代ということでしたが、どの料理もしっかり
した一流の味でした。
日本酒とイタリアンという初体験ということもあり、また日本酒はワインのような
華やかな香りとほどよい強めの酸味がするわけではないので多少は違和感を
感じる組み合わせもありましたが、総じていいマリアージュが随所に見られたと
思います。
日本酒といろんな国の料理のマリアージュは十分楽しめる・・・。
日本酒の楽しみ方、楽しむ場面を増やせるいい機会だったと思います。
副会長の妹尾さんがおっしゃっていた、「ある料理のコースの流れのどこかに
一カ所でも日本酒を添える習慣」を僕もこれから試してみようと思います。
そして美酒会も日本酒をただ楽しんで飲むだけでなく、日本酒を広く楽しんで
もらえるきっかけを会員それぞれが考える場を兼ねるという次のステージに入
ったのではないでしょうか。
そんな意味でもとても素晴らしい企画だったと思います。
あまりにも綺麗なボトルを女性へのプレゼントということでじゃんけんで分けて
最後に記念撮影で幕を閉じた第13回美酒会。気がつけば10時を大きく回り、
楽しくも新しい発見の一夜があっと言う間でした。

写真はこちら⇒  当日メニュー   美酒会その1   美酒会その2
西山醸造場 HP http://www.kotsuzumi.co.jp/
鈴木さんのブログ  http://ameblo.jp/say-s/day-20100217.html

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初めて美酒会に参加して
                            政治学科 浜本剛志
美酒会に入会を許されてからかれこれ2年くらい経つと思います。
毎回ご案内をいただくたびに参加しようと思いながらついつい申し
込み
そびれて、幽霊会員になりかけていた今年に入って間もない頃に第13回
の美酒会開催案内のメールが届きました。
その内容が日本酒とイタリア料理のコラボレーションということで、俄に
興味をかき立たれ何を差しおいても参加しなければと思い今回申し込んだ
次第です。
ということで当日は120三田会の同期の皆様に会える楽しみとあわせ
てワクワク気分で代官山・イータリーに乗り込みました。
イータリーの林社長もおっしゃっている通り日本とイタリアは両国とも
に島国(イタリアは半島)で四季もあり食べ物も、飲み物も良く似てい
てグッドマリアージュ、「飲食文化のヒデとロザンナ」でとても良いハー
モニーを奏でていて素晴らしかったです。
それにしても普段日本酒を飲みなれない私にとって純米吟醸酒はライト
で繊細なものばかりと思っていましたが、この日に飲ませていただいた
「丹波強力ヴィンテージ2001」や「丹波美酒」などはとても力強い味わ
いで、今までの吟醸酒に対する私の既成概念が大きく覆りました。
また、はからずも西山酒造場の西山会長の隣の席となり、その素晴ら
しいお人柄にもふれることが出来とても幸せな夕べとなりました。
多謝!
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初めて美酒会に参加して
             工学部M組(電気工学科B組) 高瀬律子
このたび、120美酒会に初めて参加しました。
はじめは少し緊張していたのですが、おいしいイタリア料理と、洒落たボトル
に入った西山酒造場さんのお酒を味わいながら、和気藹々の贅沢な楽しい
時間でした。
何よりも、みんなが同期で上下関係のない気楽さは幼なじみに会うような
暖かさ。学生時代に戻ったような錯覚さえ覚え、心和む一時でした。
日本酒歴は、父が日本酒党だったのでお燗などは得意ですが、当時は自宅
で飲むことはなく、体育会系なので合宿等での宴会が飲み初めです。
日本酒をヤカンに入れて直火でお燗?して飲む! もう浴びるように飲む!
すると翌朝は頭痛で「もう酒はやめる〜」の繰り返し。日本酒イコール頭の
痛くなる酒という、今思えば不幸な出会いをしてしまいました。
昨年9月から2009年連合三田会大会実行委員会模擬店部会で蔵元さんと
の連絡係をさせていただいたのをきっかけに、蔵元さんと接しているうちに、
日本酒が多様で、とても丁寧に作られていることを知り、日本酒ときちんと
向き合ってみたくなりました。日本酒は初心者ですので、ご指導、よろしく
お願い申し上げます。
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連合三田会史上初  「慶應OB酒蔵コーナー」について
          写真はこちら⇒ その1   その2   その3
 3月に「美酒会で何か企画を・・」と連合三田会模擬店部会の全体会議で依頼
を受けて、美酒会事務局3人は模擬店部会実行委員として「慶應OB酒蔵コーナ
ー」を計画する事になりました。
全国で活躍される慶應出身酒蔵に日吉の丘に結集していただいて、広く塾員の
方々に日本酒の魅力、各蔵の気概や福澤イズムを体感していただき、日本酒を
通して塾員同志の絆がさらに深まることに貢献できたらいいなという熱い想いで
スタートしました。
美酒会活動を通して多くの慶應酒蔵経営者との人脈があり、4月に28蔵に企画
案を出し参加お願いの交渉を重ねたところ6月末に21蔵の出店が決まりました。
初の試みに前例がなく手探りで進み、販売免許習得、膨大な物流、集客、酔っ
払い防止策等々、難題山積みで同期の宮坂酒造宮坂社長に、運営案や販売
免許取り纏めを助けてもらいました。
7月より各蔵に書類等の連絡を始めましたが、優秀な模擬店部会実行委員達
によって専門サポートチームを編成し根気よく蔵への連絡を行うようにしました。
こうした活動を通じ、当日蔵と模擬店部会メンバーとが旧知の仲のように、
和気藹々と連携して行えたことが円滑な運営につながったと思います。
何回も会議を重ね、清酒グラスデザイン、慶應OB酒蔵応援認定証や当日
配布のリーフレットを作成しました。
当日 7時に第4校舎前「慶應OB酒蔵コーナー」に実行委員や各蔵の方々が
集まり、佐川急便によって無事各蔵のテントに大量の荷物が届き、大きな
4斗樽も3段に積み重ねました。
グラス1200個、和らぎ水500本、氷200キロも準備が整い、まずは並木通り
でリーフレットを片手に大声で呼び込みをしました。
10時前から人の流れができて、特製グラスと和らぎ水と認定証の利き酒セット
は昼過ぎには500セット完売し、ペンマークグラスも完売し日本酒の販売状況
も約800本(4合瓶等)と予想以上の大盛況となりました。
皆さんより「日本酒って美味しい」とか「蔵の人に会えて嬉しい」との声や、「贔屓
の蔵が慶應だった」と楽しんでいただけた様子。懸念していた酔っ払いも出ず、
各酒蔵の方たちが「さすが慶應。品性がある」と褒めてくださいました。
新型インフルエンザ流行にもかかわらず、晴天にも恵まれ当日の入場者数が
2万人と過去最高だったそうです。
大好評につき、152連合三田会でも慶應酒蔵イベントを継続することが決定し
すでに動き出してくださっているのは嬉しい限りです。
 イベントの成功には蔵の皆様、模擬店部会実行員の皆様はもちろん、各部会
に属している多数の美酒会メンバーのサポートのお陰様と感謝しています。

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杉原会長東京マラソン完走する
                        <観戦記  by 村田>
応援3回目ですが、あんなに辛い表情の杉原くんを観るのは初めてでした。
10kmまでを、5kmを27分という杉原くんにしてはちょっと大事をみた様子見の
ペースで来ていたので、品川の応援場所である15km地点は10時32分を目安
にして、30分からシャッターを構えていましたが、彼がなかなか現れません。

結局37分に彼の姿を捉えることができましたが、その表情は雨と寒さと、坐骨神
経痛との闘いからか、笑顔を作ろうにも作れないほど苦しさが滲みでていました。
現地応援団も冷たい雨のなか、黄色い鉢巻で熱い声援を送りましたが、彼も
その声援に精一杯応えて、手を振ってくれました。
現地応援団はその後11時からレストランで暖を取らせてもらい彼の走りを携帯で
トレースしていましたが、お昼頃が丁度、5kmを45分〜55分を費やすという本当に
厳しい展開になっていたので、「無理せず、次回再チャレンジしたほうが良い」と
いう声が多数漏れて、心配したムードで品川を後にしました。
しかし、帰り道に35kmのタイムを見て、思わず笑みが漏れてしまいました。
きっとみんなの応援の効果でしょう。何と、そのままリタイアしてもおかしくない
30−35kmを10分も短縮する走りが戻っていたのです。これは完走できるかもと
思い直し、その後が気になってしょうがありません。
圧巻は上り坂の多くなる35km−40kmで、多くのランナーが足が止まってしまう
魔の5kmですが、ここも同じペースで走りぬいたではありませんか!!!
  この凄い精神力には脱帽!そして無事に完走! 流石に700kmの走りこみを
してきただけの超人ですね。とっても感動しましたよ。
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末廣 お燗名人育成講座 のご案内
3月13日(日)13時30分〜 新宿  会費1000円
第一回美酒会でお世話になった「末廣」の新城社長より
ご案内いただきました。
http://www.sake-suehiro.jp/kanzake/okanmeijin.html
参加予定者 杉原 村田 妹尾
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「120美酒会」事務局
  杉原 英二 es13281328@yahoo.co.jp
  妹尾 理恵
  村田 健 t.murata615@kiu.biglobe.ne.jp
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