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120美酒会メールマガジン  第8号     2004年11月16日

11月19日(金)7時 第2回美酒会 お酒は「福光屋」!!
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返信は発行者のみに送信されます。
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もうすぐ第2回美酒会!!
日時  11月19日(金) 午後7時〜  (受付開始6時30分)
場所  汐留シティセンター42階和食「えん」
港区東新橋1−5−2  пi5537)2096
http://www.shiodomecitycenter.com/building/building_06.html
地図でビルを確認してくださいね。汐留は広すぎて解りにくいです。
JR新橋駅汐留口より一番近い左側の高層ビル(汐留シオサイト内)
会費  女性6000円 男性7000円
テーマ 「日本酒の4タイプの香りと味わい」

ご都合でキャンセルなさる方は17日午前中までに
事務局長 村田 健 murata615@mve.biglobe.ne.jp か
携帯 09053373381  へ
それ以降の方は恐縮ですが会費をお支払いいただきます。
出席予定者リストにてご自分の名前をご確認ください。

出席予定者リスト           (11月16日現在)
杉原 英二  妹尾 理恵  村田 健  広瀬 和則  福光 栄二郎
森田 茂  榎本 博光  伊藤 由紀子  江塚 春夫  塩味 寿子
斉藤 義弘  藤田 由美  井出 純子   山本 護  齊藤 比佐人
近藤 正人  柳田 博之  山下 佳子  大岡 里江  小鹿 久爾子
重田 晋  重田夫人  古市 尚久  針谷 和昌  中村 暁男
山根 利通   松野 淳子   鈴木 茂  金田 均  原 嘉希
藤田 里予子   秋吉 美穂子 伊藤 雅彦  長島 良成 渥美 恵子
吉川 正之  太田 正人  渡邊 太門  横尾 靖  小林 義治
宮坂 直孝  小林雅春
ゲスト
増岡 隆一(119三田会) 西村 正治(121三田会)
高橋 由紀(121三田会)

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120美酒会副会長 妹尾 理恵

第2回美酒会は 女性の感性で美酒会ならではの企画をいたしました。
同期の福光君にお願いして福光屋の美味しいお酒をご寄贈いただき
日本酒の4タイプを味わいます。
今回は蔵元でも味わえないという 貴重な昭和54年秘酒もご提供して
くださり 同期の仲間で卒業年のお酒を楽しむ事ができます。
静かに目を閉じあの頃を思い出しながら味わいましょう。

「えん」の42階からの夜景、ゆっくりとした掘りごたつ、25年古酒、
それだけで充分満足なのに、何か日本の風情を表現したく、和紙や屏風、
表装等を手がけている横尾靖君のお店「マスミ」へ相談に行きました。
その折に横尾君がプロデュースしているアランウエストさん独特の日本画の
作品集を見せていただき、すっかり魅了され、「こんな屏風の前で日本酒を
飲んでみた〜〜い!!」と夢のようなとんでもない事をお願いしてみました。
今回特別に「同期の皆に作品を見てもらえるなら・・」と貸し出してくださること
になりました。美術館等で大事に扱われている作品を鑑賞しながらお酒を
いただけるとは これも美酒会ならではの贅沢な事と、実現でき嬉しいです。
今回の企画にご協力くださいました全ての方々に感謝いたします。

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福光屋蔵紹介

福光屋の創業は1625年 金沢でもっとも長い歴史を持つ酒蔵です。
契約栽培による良質米と百年の歳月をかけて酒蔵までだ取り付く清冽な
仕込水に恵まれ、蔵人の伝統技術を生かした酒造りを続けて来ました。
現在は「純米蔵」として米と水だけを原料に酒を醸しています。
「黒帯」「加賀鳶」「鏡花」「風よ水よ人よ」「福正宗」「百々登勢」「瑞秀」の
お酒の銘柄があり、こだわりの調味料の「純米赤酢」「7年熟成黒味醂」も
有名です。 以下 直営店のご案内です。
銀座 「サケショップ福光屋」 お酒、酒器、酒肴 (3569)2291
「イーカス」 和食材を使ったイタリア料理 (3571)2660
赤坂 「鏡花」 金沢の食材をふんだんに使ったお料理 (3585)3030
玉川 「サケショップ福光屋」高島屋南館地下1階 (5717)3305
http://www.fukumitsuya.co.jp/  福光屋HP

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アランウエスト プロフィール
1962年生まれ、ワシントンD.C.出身。1982年初来日。
米国カーネギーメロン大学卒業後、東京芸術大学院日本画科で、加山又造
研究室に入学。修士課程終了後、屏風、掛け軸、パネル絵版画、着物に至る
まで広いジャンルの作品を発表し続けている。 東京都立美術館公募展に入選し、
醍醐寺、京王プラザホテル、スミソニアン美術館 オランダ、上海、ロシアなど
国内外で個展、グループ展、受賞歴多数。

当日の作品   屏風絵 4曲1双
タイトル ”須田の朝”
サイズ  165cmx350cm
表装   株式会社マスミ 横尾靖
スミソニアン美術館出展作品
http://www.allanwest.jp/index.html   アランさんのHP
http://www.masumi-j.com/     株式会社マスミのHP

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美酒会入会にあたって        商学部J組     横尾 靖

私は日本酒はあまり飲めませんが呑むなら手作りのこだわった本当に
美味しいお酒を飲むようにしております。
酒が美味しい所は必ず水が清く澄んでいます。 それは手漉き和紙の
産地と同じです。 実際酒の美味い所には良い手漉き和紙があります。
新潟の小国、門出和紙は雪深い山奥で和紙を楮から栽培して透いています。
楮を雪の中で晒しまた乾燥も板に張ってお日様と雪の照り返しで乾燥と晒し
をします。富山の五箇山の和紙、土佐の仁淀川近くの高知土佐和紙等など。
美味しいお酒も作り手の丁寧でお酒を育てるという思いでつくられて
いると思います。 和紙も作るというより楮を育て和紙を育てるのです。
だから出来たばかりの和紙は赤ん坊と同じか弱いものです。時間が経ち
ねかしてはじめて張りの有る良い和紙へと成長していきます。
今の製品はできた時が一番よくて時間が経つとすぐだめになるようですが
本来、本物と言うものは時間が経つほど良い味わい深い物となります。
美酒会で本当に良いもの、丁寧に手作りでできたもの日本の伝統文化として
長きに亘り伝えられ受け継がれたもので日本人が誇れるものにも皆で目を
向け守って行ければ嬉しく思います。
酒の味が分かるにはやはり自分磨きと思います。
入会させていただければ幸いです。       (入会テスト回答より)

*注 美酒会は新たな入会希望者には厳しい入会テストをしています。

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今回のテーマ「日本酒の4タイプ別」

日本酒の香りと味わいは大きく分けて4つのタイプに分かれます。
より美味しくいただく為の「適した飲用温度」「相性の良い料理」など
知っていただくと日本酒がもっと楽しくなると思います。
詳しくは美酒会にてプリントを配ります。

■薫酒・・・・・・香りの高いタイプ
色調は淡く、果実や花のような上立ち香が高く、軽快できれいな味を有する。
吟醸酒、大吟醸酒などがこれにあたる。
■爽酒・・・・・・軽快なめらかタイプ
色調は淡く、上立ち香はやや弱いが、新鮮で軽快な含み香と、なめらかで
きれいな味を有する。生酒などがこれにあたる。
■醇酒・・・・・・コクのあるタイプ
色調はやや濃く、おちついた香りとやや重厚なほどよい苦味を有する。
純米酒、本醸造酒などがこれにあたる。
■熟酒・・・・・・熟成タイプ
色調は濃く、シェリーや老酒のような香気をもち、重厚でほどよい苦味と
後味のよさを有する。古酒などがこれにあたる。

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<お知らせ>

このメールマガジンを是非ご友人の120三田会の日本酒好きの方に転送
して頂けたら嬉しいです。他の120三田会メンバーで当会に入会希望の方
がいらっしゃいましたら下記メールまでご相談ください。
事務局より後日、ご本人にメール等でご連絡差し上げます。
事務局 村田 健 murata615@mve.biglobe.ne.jp

「120美酒会BBS」 http://bbs1.whocares.jp/bb/u/120bishu/