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120美酒会メールマガジン  第4号       2004年 6月3日
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このメールは120美酒会に登録頂いたメンバーだけに配信しています。
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いよいよ第一回美酒会直前となりました。現在26名出席予定。
詳しい場所や出席者名簿、又蔵元よりメッセージや出席予定者によるコラム等
初回の美酒会へ向けてのメールマガジンです。
欠席予定の方 羨ましくなっちゃうかも。ごめんなさい〜〜〜
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大ニュース!! 末廣酒造様より第1回美酒会のお酒を全て寄贈していただく
事になりました。
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☆ 第一回美酒会について    出席者名簿 詳しい場所など
☆ 全面協力してくださった「末廣」社長 新城 基行様
☆ 会員コラム    森田 茂  (商学部)
原 麻里子 (文学部)
斉藤 義弘 (経済)
☆ 会員名簿
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今回の蔵元「末廣」の新城社長と杉原会長とは古いお付き合いがあり、
記念すべき第一回美酒会ということで 「末廣酒造」も応援してくださいます。
杉原君自ら会津の蔵元まで足を運び、お酒の種類のご相談をしたりと
頑張ってくださいました。お陰さまで9種類のお酒をご用意できるとか。
今回は蔵元の全面協力により会費もぐっと下げる事が出来ました。
又 115三田会の新城社長も当日お越しくださいますので
日本酒についての色々な質問にお答えくださいます。

テーマ 「造り方の違いによる味のバラエティを楽しもう。」

日時  6月9日(水) 7時より
場所  縁(えにし)  電話 03(5728)2802
渋谷区猿楽町11ー1La Fuente代官山B1
(会長)
http://map.yahoo.co.jp/print?mode=1&key=b36e01866e757814840651&pass=4d8aaf716ca943ca

会費  女性5500円 男性6500円の予定


<出席予定者>    26名    ゲスト: 新城 基行様

朝井 泉  井出 純子  伊藤 由紀子  大岡 里江  小鹿 久爾子
斉藤 義弘  杉原 英二  妹尾 理恵  中村 暁男  原 麻里子
平田 満  広瀬 和則  藤田 由美  藤村 亜矢  古市 尚久
松野 淳子  村田 健  森田 茂ご夫妻  柳田 博之  山下 佳子
山根 利通  山本 護  横山 昌弘  渡辺 卓平

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蔵元よりメッセージ    新城 基行 様 (末廣酒造株式会社社長)

我家と慶應のつながりは祖父が明治38年に慶應理財科に入学した時
から始まります。大家族故に次々に従兄弟たちが慶應に入学。
そして息子である叔父も理財へ。親父も法律学科へと進みました。
現在我家は私で3代慶應です。次は・・・・?
我家は酒蔵として分家独立し、7代目です。
代々、原料米育成、酒造りの技 等積極的に新しい事に取り組んできました。
勿論、古きを温ねる事は決して忘れずに。
明治末頃、酒造好適米「亀の尾」を地元の農家に作ってもらい、続いて
「京の華」という酒米も育てました。 造りにおいても山廃もとの開発
者嘉儀金一郎先生が、我家にきて試験醸造。
その後、世間にその造り方が広まったという歴史があります。
現在はその明治の時の「亀の尾」「京の華」を地元の農家と組んで再現し
見事な大吟醸を造ることが出来ました。
生もと、山廃も伝承し、味わいの深い酒を造り続けています。
又、新技術の濾過法で特許を取り、そばの酒という新しい酒のジャンルも
作っています。これらの開発はまだまだ続けていきます!!

末廣酒造株式会社 http://www.sake-suehiro.jp/
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会員コラム

森田君は会員で最初に出席をお申し込みくださいました。
奥様をゲストとしてお連れくださいます。嬉しいですね。
原さんは 大同窓会で素晴らしい司会をなさった女性です。
斉藤君はインターワイヤード(電線とネットリサーチ)の会社を経営、
120三田会のHP部会長と名簿部会で活躍し、美酒会のメルマガや
美酒会BBSでは大変お世話になりました。

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「美酒会への思い」         商学部C組 森田茂

ガシャーンと台所から凄い物音。日本からケニアのナイロビに届いた
越乃寒梅の一升瓶が落としてものの見事に粉砕。あの時のくやしさは、
今でも忘れられません。
マレーシア、ケニア、ガーナと海外での駐在生活が通算12年。
飲んだくれてしまうと全てを忘れてしまうので、何も薀蓄を披露すること
出来ませんが、大同窓会で熟成酒を初めて飲んで、美酒会に参加すれば、
うまいものを食べ、美味しい酒にありつけそうな海外生活で培った野生の
直感が騒いでおります。幹事の皆様のご準備・ご手配に深謝。
それでは当日楽しみにしております。

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文学部美学美術史学 原 麻里子

英国留学中、私の住んでいた大学街は、駐在員の多いロンドンとは異なり
お土産の日本酒が出回ることは滅多になく、日本から持ってきた日本酒は
大変な貴重品で、プレゼントに最適でした。
1993年7月の東京サミット(先進7カ国首脳会議)の際、美酒会会員でもある
塩味寿子さんのご実家の田村酒造場は、東京近郊の銘酒開発協同組合の
会員として、「吟の舞」を共同で製造し、晩餐会で、世界の賓客に提供。
私の指導教官は、日本研究をしていることもあって、日本酒が大好き。
彼に、この「吟の舞」を差し上げたときは、透明なブルーの瓶の美しさも
あいまって、大変喜んでくれました。
「銀の舞」は、もう生産されておらす、今や、幻の銘酒です。
実は、私はとても下戸で、日本酒のことは良くは分からないのです。
次回、英国へ行くときは、世界各地から集まって来る人たちに、日本の銘酒
について、薀蓄を傾けられるほど、日本酒に詳しくなりたいと思っています。

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経済学部W組  斉藤義弘

酒が一滴も飲めない父を持った私は、子供のころは自分は酒が飲めない
体質だと思っていましたが、母方の家系がどうも大酒飲みの血筋だったよう
で体育会(当時弓術部洋弓班:現アーチェリー部)でちょっと?もまれたおか
げで気がついたらほとんど毎日なんらかの酒を飲むようになっていました。
大学時代は試合や練習のあと日吉でよく飲みました。今考えると、酒を味
わうどころの飲み方ではなかったなあ。毎回誰かがぶっつぶれてましたから。
一回同期のN君が泥酔状態となり電柱の横で座り込んで動かなくなったので
こりゃ一人じゃ面倒見れん、と仲間を呼びに行って戻ってみたら、もういなかっ
たことがありました。なんだ一人で帰ったのか(当時N君は日吉に下宿)と安心
して帰宅しましたが、後日談がありました。 N君は真夜中に見たところもないと
ころで目が覚めたそうです。ここはいったいどこなんだろうと鼻歌を歌って(本
人談)いたところ、「あら目が覚めたの」つぶれた場所がちょうどクリニックの
前だったらしく、そこのお医者さんの奥さんが中に運んで、介抱してくれていた
ようでした。
「ガクランを来た人(きっと私のこと)がこの病院の前にあなたを捨てていっ
たようだ」とナイスな説明をしたおかげで、「お前、おれを捨てたな」としばら
くいわれていました。すて猫じゃあるまいし。そのN君の思い出は、彼が体育会
の日吉三田マラソンで上位争いをしていた終盤、三田の図書館のレンガだと
思い彼が最後のダッシュで勝負をかけたら、実はそれが明治学院だったという、
とても彼が慶應義塾体育会主将とは思えない笑い話もありました。熊本出身の
彼が部室の隅に置いていた芋焼酎が臭かったのを今でも思い出します。
やんごとなき120美酒会にふさわしくないほうに話が脱線しました。卒業25週
年の120美酒会入会を期に一から日本酒の飲み方を学び直したいと思って
いますのでみなさんご指導のほどよろしくお願いします。

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<お知らせ>
このメールマガジンを是非ご友人の120三田会の日本酒好きの方に転送
して頂けたら嬉しいです。他の120三田会メンバーで当会に入会希望の方
がいらっしゃいましたら下記メールまでご相談ください。
事務局より後日、ご本人にメール等でご連絡差し上げます。
事務局 村田 健 murata615@mve.biglobe.ne.jp

「120美酒会BBS」 http://bbs1.whocares.jp/bb/u/120bishu/