第10回美酒会報告
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記念すべき第10回美酒会は塾員の「浦霞」佐浦社長をお招きし、25名の会員と ともにホテル西洋銀座の「吉兆」で2008年1月26日に開催されました。
第10回美酒会を吉兆でというのは我々美酒会事務局の夢でもあり、本当に現実 のものとなり、事務局一同、感無量でこのときを迎えました。

今回は最初に5種の浦霞(大吟醸、大吟醸15BY古酒、純米吟醸、特別純米生 酒、山廃特別純米)が副会長自作の利き酒表と特別グラスに注がれ、佐浦社長の 蔵紹介、夫々のお酒のご説明をいただいながら、八寸の膳菜で頂戴しました。
参加者は夫々のお酒と八寸の膳菜を組み合わせながら、思い思いに楽しく利き酒 をさせていただきました。その後、お椀、つくり、焼き物、焚合、ご飯、果物と 続きましたが、どのお料理も流石に吉兆とあって、素材の味をたいせつに、見た 目にも美しく、とても美味しくいただきました。

また、この記念すべき美酒会にもう1つ、おめでたい発表がありました。我らが 副会長 妹尾理恵さんが第二代酒サムライを叙任したことです。酒サムライとは その三か条にもある通り、日本と日本酒を愛し、日本文化の発展に尽くし、誇り をもって日本酒を世界に伝えるという、正に日常、妹尾さんが実践している事が 評価され叙任に繋がったということで、美酒会としてもとても栄誉なことと皆で お祝いしました。今回、浦霞を取り上げたのも佐浦社長がこの酒サムライ制度を 導入した日本酒造青年協議会の会長も兼ねられていることもあったからです。

新年からお目出度いことが続き、時間はあっという間に終盤となり、初参加4名 の会員の挨拶と抱負を述べていただき、店主人の湯木俊治氏(120美酒会同期で、 東京吉兆銀座本店の若主人の湯木義夫氏のお兄様)にもご挨拶を頂戴し、恒例の 記念撮影でお開きとなりました。

我らが会長の杉原くんは2月17日の東京マラソン参加のため、この日以来大好き な日本酒を断って、フルマラソンに臨んだということを付け加えておきます。