第6回美酒会:屋形船にて 「50歳のお誕生日会」 報告
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第六回美酒会は開催当日まで天候が気がかりでしたが、梅雨の間隙を縫って時々晴れ間が覗く曇り空の下、38名の参加を得て、7月8日夕刻より開催されました。
今回のテーマは「50年目のお祝い」。夫々が好みの日本酒を持参し、東京の夜景をクルーシングしながら大いに楽しみ、語らい、祝おうという欲張りな企画でした。
午後6:30出航という、遅れは許されない企画でしたので、全員が時間内に集合してくれた時は幹事一同、正直ホッとしました。
出航前より村上さん持参の50歳のBirthday用の飾りつけや美酒会垂れ幕を取り付け 「真澄」酒蔵のDVDを流し雰囲気を盛り上げました。
いよいよ皆乗船し、会の始まり。冒頭に今回お世話になった品川「船清」の女将にご挨拶頂き、出発です。最初のお酒は会長の持参した、手作りのお酒「有頂天」です。もうお馴染みですね。今年の出来も見事でした。
有頂天を片手に皆で50年を祝い、乾杯! 中でもにごり酒は絶品でしたね。
(一部の人にしか回らなかったので、ご勘弁を)

学生時代三田祭でも上演された浜中君や朝井君が自主制作し横尾君出演の青春映画を観て、当時を懐かしみながら昔話に花が咲きました。
屋形船はいつの間にか、ベイブリッジをくぐり、お台場はフジテレビ前で錨を下ろし、目の前に汐留の夜景をたっぷり見ながらの食事です。
副会長ご自慢の「菊姫BY大吟醸」で名物の熱々の天麩羅を頂きました。

ここで2大イベントです。
1つ目は泉 麻人(朝井 泉)君がこの日の為に「戦後でない戦後生まれの50年」というテーマで綴ってくれたエッセイの、ご自身によるご紹介。
この半生の世相を皆に懐かしく振り返ってもらいました。
因みに、この「戦後でない戦後生まれの50年」は後日、120美酒会ホームページに掲載されますので、お楽しみに。
もう1つは古市君、近藤君、白河君によるバンド演奏。昔流行った懐かしい「22歳の別れ」「いとしのエリー」「LET IT BE」などググっとくる曲を演奏してくれ、参加者一同、彼らのギターと歌の上手さに感動、敬服。
ピークを迎えたところで、事務局長が持参した刈穂「滄溟海1999」は7年低温熟成させた大吟醸、歳月がもたらした深い味わいを堪能しました。

この後も、夫々が自慢のお酒を持参したので贅沢な飲み比べをする事が出来ました。宮坂夫妻からは「真澄大吟醸」や「七号」を差し入れて頂き、参加できなかった塩味さんからも「田むら」を差し入れて頂きました。
新会員の林君がデザインした酒器も登場し 箸置き「TAZNA」も配られ美酒会ならではの充実したひと時を過ごしました。

あっという間に停泊の2時間が過ぎ、満腹感を覚えたところで屋形船はエンジン再始動。夜風と夜景を堪能するために屋上デッキへと移動し始めるや、記念撮影の取り捲り。いつものように屈託のない笑顔の花が咲きました。
最後に副会長持参のめでたい「鯛焼き」を配って閉会となりました。
品川の船着場では女将が出迎えてくれ、ここでも女将を囲んで記念撮影。
皆、いい顔してました。50歳のセレモニー、良い思い出としていつまでも皆の心に残りますように...
今回は7名の新会員の参加もあり、美酒会員は総勢119名となりました。

新会員の林秀行君は家具のデザイナーですが酒器のデザインに初挑戦。
ottotto(オットット)シリーズは のん兵衛ならではのアイデアと洗練されたデザインで 美酒会でもぜひ応援していきたいです。
家具 酒器

屋形船 「船清」