第5回美酒会

〜吉田商店の紹介〜
和食の最高峰、料亭「吉兆」や「金田中」、お寿司の「銀座久兵衛」など超高級店がこぞって使用している極上の「海苔」。
平安の昔から伊勢神宮へ供物として献進されている伊勢の国、桑名の浜の最高級品だけを厳選し、創業明治五年、百三十余年の伝統に培われた技術と万全な品質管理の元に心を込めて焼き上げました。
創業明治五年 大森本場乾海苔問屋
http://www.yoshida-nori.jp/

〜海苔2種の説明〜
三重県 桑名 伊曽島(いそじま)産
この海苔は、日本アルプスより流れ出る、木曽川、揖斐川、長良川の木曽三川により、四季折々の豊かな山のミネラルが海に運ばれる、日本でも有数の魚貝類の宝庫「伊勢桑名」の海で育まれたものです。
その味と香りは強く、旨みと塩味があり、男性的な味と称されます。
平安時代より毎年、新海苔が「伊勢神宮」へ供物として献進されてきた由緒ある浜ですが、その産出量は全国の約4%と非常に少ないため市場に流れる量も少なく、永く珍重されてきました。
愛知県 西三河 衣崎(ころもざき)産
「青混のり」とは海苔の育成過程において、水温の急激な上昇その他の自然条件の悪戯により海苔に青海苔(アオサ)が付着したもの。
良質な海苔に適量の青海苔が付着したものは、青海苔独特の香りが強く、海苔本来の旨みにほろ苦さが混じり独特の世界を築く。
しかしながら海苔と青海苔のバランスのとれた美味しい海苔の出来る確立は、1000分の1にも満たない程度。

〜ご挨拶 古市尚久 株式会社吉田商店〜
お寿司や和食に欠かせない「海苔」。どこの家庭にも必ずといっていいほど常備されています。でも、本当に美味しい「海苔」を食べていますか?
いただき物やストックを漫然と、テキトーに食べている人が意外と多いようです。
お米は産地や品種を気にして選ぶし、マグロは大間産とかインドの刺身がいいとか・・・、お酒は産地、メーカー、製法や杜氏にまでこだわるのに、海苔はなおざりにされがちですよね。
海苔も産地や時期、等級や生産者により味が全く違い、本当はとても奥が深いんです。

この機会にぜひ海苔の本当の美味しさを体験してみてください。
海苔のお問い合わせなどは 古市 吉田商店 まで
n-furuichi@ceres.ocn.ne.jp